まんたまシルバー

無駄にヲタクな、しろがねえいじの日記。 濃い話題なども飛び出すので、一見さんは要注意☆

超久しぶりにイベント参加します。 5月12日 コミックシティ大阪94 5号館 ウ-50b 『しるべらげ』

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

『宇宙特捜デカマスター』第一話・前編

久々に日曜昼間が休みなんですが、夜勤は入っている罠。

…どっちが楽だったんだろう…。

悩みはつきません。
しろがねえいじです、おはこんばんちは。



先週日曜日に予告した通り、
自分の好きなデカマスターの過去話を描いた小説を
始めさせていただきます。

良ければお付き合いくださいませ。





宇宙特捜デカマスター


『第一話 襲来!流浪の侵略軍!!・前編』


宇宙空間を旅する船があった。

500メートルを越える巨大な全長。

異空間航行や、スペースデブリにも余裕で耐え得る頑丈な装甲。

盗賊の類を退ける、充実した武装と、一望するだけで、素人にも
並みの船ではないことが判るそれは、地球に赴任する宇宙刑事達の母艦であった。

現地の年代は西暦にして、1988年。

全体的に見れば概ね平和であるが、地域紛争は相変わらず頻発しており、
世紀末の襲来に、戦々恐々としていた時代。

宇宙犯罪の巨悪は、表面上観測されていないが、
何かを掴んだ上層部によって、約5年ぶりに宇宙刑事が派遣されたのである。

無論、地球の政府がどこも関知するところではない為、
秘密行動が前提である。

だが、法と監視の網の目を逃れた犯罪者を取り締まるのが役目である以上、
5代目の地球担当の宇宙刑事であるドギー=クルーガーは、
平和を守る徒として、地球に骨をうずめる事も辞さない覚悟でいる。

「長旅お疲れ様。コーヒーで一息入れない?」

そう言ってコーヒーの入ったカップを、操縦席の脇デスクに置いたのは
パートナーである白鳥スワンである。

現地での健康・メカニック・情報管理等、あらゆる面でのサポートが可能な万能科学者で、
20代の若さで、宇宙警察機構内で最も優秀なものに与えられる
サイテック賞を授与されるほどの腕前だ。

――もっとも、サイテック賞が渡される事を
  研究現場にずっと居たいスワンは辞退しているが――

「すまんな。そっちこそ疲れているだろうに。」

労わりの言葉を掛けるドギーに、スワンは「とんでもない」と言う代わりに、笑顔で応える。

ふたりが現場で一緒に仕事をするのは、今回が初めてだが、
元々トップクラスの実力者として、お互いに書類上では知っていた。

上官のヌマ=オーに紹介される以前は、頭デッカチの科学者が来るのではないかと
不安に思っていたドギーだったが、実際に会って
本人と二・三ほど意見交換するだけで、打ち解けてしまった。

スワン本人の穏やかな雰囲気も手伝っただろうが、
公式しか頭にない科学者と違い、その知識・趣味・思考が多岐に渡ることがわかったからだ。

なにせ、自己紹介を終えた後の、質問第一声が

「銀河一刀流って、摺り足をどう運ぶの?」

である。

これにはさすがのドギーも面食らった。

その後、分かったのだが、武器を開発する上では、使う人間の武術をも
しっかり理解しておく事が、彼女の科学者としての信念らしい。

初対面の時の様子を思い出し、なんとなく笑いそうになるのを堪えているドギーに対し、
気づいているのかいないのか、スワンが話題を振ってきた。

「ねえ、あの地球って、見た目からは想像できない
 いかめしいあだ名があるのを知ってる?」

「いや…知らないな。なんと呼ばれているんだ?」

ごまかすように軽く咳払いをし、応じる。

「きっと驚くわよ~♪」

いたずらっぽく、スワンが微笑んだ。

薄々気づいてはいたが、彼女は子供っぽい部分が多々見受けられる。
そこが長い地球生活を送る上で頼もしくもあり、不安を覚えもするドギーだった。



そして同じ頃、
ここにもうひとつ、太陽系を放浪する船があった。

だが厳密には、戦艦、ないしは要塞と形容するほうが相応しい威容である。

縦長な形ではなく、球に近い形状で、おどろおどろしい威容を誇り、
360度全方面に開くことが可能な砲門、惑星をも破壊可能な戦略爆砕砲、
戦闘機を何千も収容可能な出入り口、全ての攻撃を防ぎきるバリア発生装置、
他にも数え上げたらキリがない武装を備えている。


『多次元流浪集団・ジャドー』



組織で一番の実力者を盟主と仰ぎ、その下で好きなように略奪を行う犯罪結社のような存在である。

その犯罪結社の中枢に、各軍を束ねる幹部達が一堂に会していた。

《着いたぞ、諸君》

用件だけを簡潔に告げるアナウンスが流れると、無言で黙りこくっていた
数人の幹部は、同時にモニターへ目を移した。

「…ここが、我々の目標か?」

機械の体を持つ者が、室内灯に体を光らせながら第一声を上げる。

声の様子からして、笑っているようだが、
拍子抜け、と言った感じである。

事実、それはその場に居る者達すべての気持ちの代弁でもあった。

「地獄を我らの新しいねぐらにすると言うから、
 どんなに荒れ果てた衛星かと思えば、資源も豊富そうな
 水の惑星ではないか?」

さっきとは別の、獣のような姿をした者が発言する。

「…まあ、辺境のようだから、監視の目も届きにくかろうが…。

 明確な意図を示していただきたいな、アンバー?」

意見を求めて、全員が先ほどアナウンスをした方向に向き直る。
アンバーという名をもつソレは、ただの壁面に彫られた彫刻のようであるが、

《諸君は早とちりをしているようだな》

意思を持っている様子だった。

ただの仕掛けではない証拠に、そこからは独特の波動――ないしは、威圧感――が、漂ってきている。

そして、ただいまのアンバーの発言を全員が理解できていない様子だった。

「はやとちりも何も、我々は貴君が現着まで名を伏せると言うから、何も知らんのだ。
 見下す発言は、盟主としての立場を危うくするぞ。」

これは鎧武者のような格好をした者の発言である。

舐めた真似をすれば、斬り捨ても辞さぬと、腰に佩いている大刀に手を掛けた。

左右に並ぶ者すべても、それに倣い、殺気を全身から上げ始めた。

《失礼した。だが、諸君が博識であると信頼するからこそ、試すような真似をしたのだ。

 謝罪するゆえ、赦してはもらえぬか?》

場の空気が緩む。

この場に実力で寄っている者にとっては、これは社交辞令のようなモノである。

――相応しくないと判断すれば、いつでも盟主の座を取って代わって良い――

それが、ジャドーの掟だった。

「世辞は良い。それで、あの惑星の名は?」

《地球だ》

敵に臆すことなく立ち向かう一同が、どよめいた。

それもそうだろう。

ここ十数年、侵略を生業とする数々の集団が
現住する未開の惑星人にことごとく滅ぼされているのだから。

単体では決して秀でている能力を持っているとは言えないと言うのに、である。

もはやこれは偶然の神風ではないというのが、宇宙犯罪者集団の統一見解であった。

そして。

そこに攻め入るという事の重大さを、一同は改めて認識する。

「…なるほど、な。地獄という意味が理解できた。
 我々としても気を引き締めてかからねばならぬようだ。」

鎧武者が、姿に似つかわしい言動で、自戒の言葉を口にする。

「それで、兵力不足に関してはどうするのだ?
 商人から買い付けてある機械兵では限りがある上、地球人の軍と総力戦をしては
 技術力で勝るとは言え、ジリ貧は免れられんぞ。」

《それについては、すでに手を打っておいた。》

重々しい声が、幹部達の不安要素を払拭せんと発せられた。

《我々が当面戦う相手は、限られている。
 将来的には他の星系軍等も相手どらねばなかろうが、数ヶ月ほどは
 長旅で鈍った体を十分にほぐしてくれたまえ。》

謎掛けのような言葉

《仕掛けは重々、出来は開けてのお楽しみよ》

アンバーの笑いを含む声に、追従する者はいなかった。



~つづく~




第一話・前編どうだったでしょうか。

両組織の人間を登場させたところで、次回後編では
初戦闘を予定しております。

時代を1988年にした理由は、おいおい語っていく予定なので、
本編含めて楽しみにしていただけるとありがたいです。

デカレンジャーにも登場した人間や、
いろいろゲストも予定しておりますので~♪

ツレには全編漫画にしろと言われましたが、
さすがに無理なんで勘弁してください…。

あと、今言ったネタを
エイプリルフールだからって
反古にするつもりはないんで(笑)


では、また~
スポンサーサイト
  1. 2007/04/01(日) 14:56:04|
  2. 宇宙特捜デカマスター|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
<<・・・なんでこんなのが・・・ | ホーム | 完売祝いの飲み会(ただし、他人の(笑))>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mantamasilver.blog7.fc2.com/tb.php/485-abc893b2

しろがね えいじ

10 | 2017/11 | 12
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

Search

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。